バイオニック忍者
実に久々の映画コーナー更新である、なぜにここまで更新が遅れたのかというと、このコーナー
の最初にも書いたとおり、ここで紹介する映画は精神的、肉体的ダメージの大きい、z級映画を
紹介しなければならない、今回やっと体力的に余裕ができたのでこの映画を見てみて、
海より深く後悔した、とりあえず苦痛だがストーリーを紹介しよう、アメリカとソ連が核兵器の諜報
活動合戦を展開している、両国は核の情報がつまったマイクロチップの存在を知り、それをめぐる
情報合戦のすえアメリカは、なぜか香港でソ連のKGBが操る忍者軍団NO、ZEROが
マイクロチップを入手した事を知り、それを奪還するべくCIAは凄腕諜報部員トミーを送り込むという
キチガイのたわごとにしか聞こえないまったく意味のわからないストーリーだが、はっきり言って
これは、パッケージに書いてあるストーリーで実際映画が始まると何の説明もないので、まず何の映画
なのかがさっぱりわからない、さらにこれは間違いないと思うのだが、二、三本の映画を無理やり
ひとつの映画につなげているのだ、根拠はまず忍者映画なのだがぜんぜん関係ないギャング映画
のようなストーリー部分と諜報員のトミーやソ連の忍者シーンに出てくる部分がパッキリ
分かれているのだ、そもそも忍者映画のはずだが、このわけのわからないギャング映画部分が
長すぎて忍者がほとんどというかまったく出てこない、本末転倒の大問題である、さらに物語の
途中で全然関係ない、AVみたいなのが流れたりする、予想するに、もともとギャング映画を撮って
いた最中に忍者映画ブームがおこり、このだめだめギャング映画では売れないのでずいぶん
撮っちゃたけどここから忍者映画にしてしまおうという安直な発想が丸見えである、この
ギャング映画の最中主人公トミーはなにをしてるかといえばずっと忍者になるため修行していると
いう設定で、画面には最初から最後までいれても20分出るか出ないかという実にお粗末極まり
ない、最後もギャング映画がまだ途中なのに修行を終えたトミーのシーンに無理やり切り替わり
いきなり忍者軍団と最終決戦が始まる、が、相手は三人、、、、しかも忍者のはずだが
マシンガンを平気でぶっ放している、こういう映画をたくさん見ている方はすぐ気づくが、こういう
時のマシンガンはもちろん何の役にも立たずあっというまに忍術学びたてのトミーに倒されてしまう
で、ボスとチャンバラして倒す、全部で5分ぐらい、、忍者シーンはほぼこれだけ、、、、、パッケージ
にはでかでかと秘術を尽くした死闘!CIA諜報員VS悪の忍者軍団と書いてある、、、
もうかけてやる言葉も無い、、今回これを書くに当たって資料を探そうとヤフーで検索を
かけてみたが4件しかヒットせず、映画については何もかかれてなかった、、、、、
なので画面写真、パッケージ写真、共に掲載できず、、、
これをビデオ化した東芝EMIはいろんな意味で勇気があるなぁ、、日本未公開と書いて
あるが、これを公開する映画館は日本のみならず世界中どこにもない。
言い訳
えー、映画コーナーを始めたのにまーたく更新せんやないかボケカス!殺す!
と皆さんお怒りでしょう。わかっています。今からいいわけします。これには複数
の理由がございます。まず映画を見ていなかったという訳ではございません。
日々世間の陽の目を見ることない馬鹿ムービーを視聴し続けてはいました。
が、コーナー前の説明にもございますようにゴミ映画と言うのは見るだけで疲労
怒り、が炎のごとく噴出し見終わる頃には髪真っ白、よだれだっらー、手、カッサ
カサな訳でございます。そんな状態におかれて尚この屑映画を紹介する意味が
どこにあろう。いや、ない!そういう事でございます。このたびホムペを
リニューアルいたしました。そこではこのような見切り発車のグデグデにならぬよう
がんばる所存でございます。